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静狩の歴史
私達の町・「静狩(シズカリ)」が歴史に記述され記録と残るのは、
慶長九年(1604)のことで「青山家履歴書」の記事が根拠とされる。

その一文に「ヲシャマムペは青山与右エ門の支配するところで、
その知行地はユウラップ場所と呼ばれ、
西の方はユフライ川から西の方はシツカリ」とある・・・


上記に「西の方は」とあるが、私達の静狩町は函館から国道5号線を札幌に向かい北上し、
長万部町の市街地から国道5号線(小樽方面)ではなく、国道37号線(洞爺・中山峠方面)を
さらに海岸に沿って北上、長万部市街地からおよそ10キロの場所にある。











北海道地図をご覧いただければ解るとおり、海岸沿いの道(国37号)が
静狩峠にぶつかったふもとに「静狩」は位置している。

「静狩」の地名は、アイヌ語の「シットカリ」・「ケウポール」が語源であると当地では伝えられてきた。
「シットカリ」は、行き止まりという意味の言葉と伝えられており、南方より丘陵を越え海岸を歩き
移動していたアイヌにとって、連なる山々が海に入り、まるで屏風のように立ちふさがる山の景観を見たとき、
本当にここで行き止まりだと感じ「シットカリ」と呼んだと思われる。

しかし近年、アイヌ語による地名の解釈に半世紀近く取り組んだ山田秀三は、
静狩の地名を「シリ・トゥカリ」とし、<山の手前>と解いている。


「静狩」はその昔、仙台藩 伊達藤五郎公の領地であり、その家臣 佐藤源四郎が
領地監督のために来住したのが和人居住の始まりとされる。

その後明治20年頃から開拓が盛んになり、明治35年頃には戸数20戸になる。
その後、明治23年に発見された金鉱が大正12年の鉄道開通に
ともない拡張され、産業の発展とともに人口も急速に増加した。昭和15年には戸数1400戸、
7000人の規模にまでになっている。

しかし、第二次大戦のさなかの昭和18年、金鉱業整備のため静狩金山は閉鎖になり、
従業員は戦争続行中の我国重要産業へ転身していった。
一時は収容人数400名という劇場もあったほどだが、金山の閉鎖により、
当地はこの頃から急激に人口を減らす。


現在約200戸あまりの小さな町にはなってしまったが、昭和46年から始まった「ホタテの養殖」を中心に
漁業の町として、静狩の町民は皆元気に暮らしている。

平成14年に静狩小学校開校100周年記念式典も開催され、
歴史のある静狩はこれからも新たな歴史を創っていくだろう・・・











上記は「静狩小学校開校百周年記念 静狩郷土史 <自主独立>」から抜粋した内容を引用しております。

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